2016/09/05

2017年 干支置物「酉」 今年も発売します。



こんにちは 越前竹人形の里スタッフです。
気になる台風12号は、熱帯低気圧に変わったようですね。台風で被害にあわれている方々をニュースで見ると胸が痛いです。別の角度から見る台風の季節は、”迷子犬”の増加。雷で驚いたワンコがパニックになり家から飛び出したきり帰ってこないそうです。台風が怖いのは人間だけじゃないんですね。

さて、来年の干支は何かご存知ですか? 


   来年 2017年 の 干支 は 「酉」 です。

「越前竹人形の里」の恒例である創作干支、今年も皆さまのご注文をお待ちいたします!
試行錯誤して完成できたところまで、現在の状況を含め画像と共にご報告です。


大量に急ピッチで製作中。今なら工房(篝カガリ)で進行中の製作風景がご覧になれます。
昨年の「申」はポーズにかなり迷いましたが、「酉」のポーズはあっさり決まりました。やはり鳥は定番と言われるポーズが観るに落ち着きます。


大きいサイズの「酉」。夫婦になっています。自立するので、飾り台に接着する必要がなく、向かい合わせたり寄り添わせてみたりと、お好きなポーズに配置、飾れます。ふくよかな尾っぽが可愛いでしょう?!


小さいサイズの「酉」。定番(年中販売している)とそんなに変わらないかな?とスタッフは思ったのですが、いや全然違うよと。ちゃんと意味があるこのポーズ。意味はまた公式にお披露目いたします。鶏らしいゴツゴツした脚は竹の節枝を使いました。

発売は、10月1日から店頭・オンラインショップにて順次発売予定です。
限定生産のため、売切れ次第終了となります。



ところで、、、なぜ「鳥年」ではなく「酉年」なのか?

検索してみると、一説には「酉」は、お酒をいれる容器の形から出来た象形文字。
子丑寅卯・・・・と数えて10番目の月は酒作りの季節だから酉の字が使われたとか。なので「酉」は、お酒にまつわる漢字があてられていて例えば、「さんずい」を合わせると「酒」という漢字に。その他 「酌」 「酔」 「酢」 「酪」 「酵」 ・・なるほど、お酒に関わる漢字です。
10番目は分かったけれど、それなら「とり」じゃなくて「さけ」って発音してもいいのではと思ったのですが、そもそも十二支は漢字が先で動物は後から決まりました。十二支の漢字が読めないし覚えられないという庶民のためにイメージしやすいよう後から動物をあてがったとのこと。だから「酉」と書いて「とり」と言うそうです。